危険区域の精緻なリスク評価に関するご質問

  1. 危険区域の精緻なリスク評価業務では、経済産業省のガイドラインで明記されていない、第1等級放出源やゾーン1の検討も可能か?

    可能です。経済産業省のガイドラインの根拠規格であるIEC60079-10-1に基づいて、評価することが可能です。

  2. 経済産業省のガイドラインにあまり言及されていない屋内における危険区域のリスク評価は実施可能か?

    可能です。経済産業省のガイドラインの根拠規格であるIEC60079-10-1に基づいて、評価することが可能です。

  3. 液体の貯蔵状態によっては、漏洩時に一部の液がフラッシュし、残りは床面にこぼれ徐々に蒸発するなど、複雑な漏洩・蒸発ケースになることが想定される。経済産業省のガイドラインで示される単位時間で気化した液体の割合Ec(%)はどのように求めるのか?

    ご指摘のケースでは、フラッシュ計算を別途実施するとともに、漏れた液体からの蒸発量をガイドラインに基づき計算し、リスク評価を行います。
    評価に必要な物性値、漏洩量、蒸発量などを設定するにあたっては、化学工学、熱力学、流体力学などの工学的な検討を加味する必要があり、高い専門性が求められます。
    弊社では、様々なケースに対応するため、これまでに得た漏洩・蒸発に関する知見・経験を基に、技術的に裏付けされた評価を行います。

  4. 経済産業省のガイドラインの根拠規格はIEC60079-10-1:2015 Edition2.0であるが、2020年に発行されたEdition3.0に基づく評価も可能か?

    可能です。Edition3.0では液の蒸発量計算式などが改訂され、最新の知見が反映されています。

  5. 防爆エリアの設定業務では、危険範囲を空間的な形状で示すことはできるのか?

    可能です。求めた危険範囲を図面上に三次元的に分かるようにお示しします。